祖母が教えてくれた 「結婚の大切さ」
2013年11月02日
こんにちは。
日本仲人協会 大阪 交野支部 結婚相談所リボンの佐藤です。
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よく 「結婚したら自由が無くなる。」 なんて言葉を耳にしますが、よくよく考えるとこの言葉って独身の人が言ってませんか?
何だかちょっと矛盾を感じてしまいます。
「ほんまに結婚してて良かったー。」 と、結婚をしたらきっと実感できるはずなんです。
そんな場面って、日常の中で日々感じると思います。
私はそれを祖母に教えてもらいました。
私がまだ独身の頃、父が59歳の若さで他界しました。
年に数回、二人で梅田で待ち合わせをし、父の行きつけの店に食事に行くなどとても仲が良かったので、本当に本当に辛かったです。
あの頃まだ独身だった私にとって、これ以上の悲しみはなかったと思います。
それでも、まだまだ元気な母がいるという事が、救いであり支えでした。
が・・・
兄弟は皆な結婚しているし、もしいつか遠い将来母までいなくなったら・・・と、ふと考えては何とも言えない孤独に襲われたりしたものです。
そんな頃、おばあちゃんに言われました。
「お母さんが元気にしている内に、結婚をしなさい。」 と。
この言葉が私にとって、大きなターニングポイントとなりました。
「親は子供が巣立っていったら、いずれは一人になると最初からわかてる。だから、子供は親が亡くなって一人ぼっちになったらアカン。そんな寂しい思いをしたらアカン。独身の娘が残ってると思ったら、親も死んでも死にきれんよ。」
そして、少し私が気にしていた事もおばあちゃんは見抜いていたようです。
「もしも結婚してお母さんが一人になるって事を気にしてるなら、そんなこと子供が気にせんでええ。親はそんなことなーんとも思ってないから。」
そう話してくれたのは、私が38歳の時のこと。
それから私は・・・
39歳から婚活をはじめ
40歳で結婚
42歳の今、もうすぐ私も母になります。
「結婚しなさいよ。」
いつも心配してくれていたおばあちゃんは、私の結婚を見届け、結婚式の翌月に亡くなりました。
この悲しい知らせを受けた時、私の隣には主人の存在がありました。
このときの主人の存在は本当にとても大きかったです。
悲しい気持や脱力感など、色んな事を吸収してくれてました。
おばあちゃんを見送りながら、数年前のおばあちゃんの言葉を思い出していました。
「一人ぼっちになったらアカン。そんな寂しい思いをしたらアカン。」
おばあちゃんはこのことを伝えたかったんだな、身を持って教えてくれたんだなと感じたものです。
「一人ぼっちになったらアカン。そんな寂しい思いをしたらアカン。」
だから結婚するんです。
だから結婚する必要があるのです。
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例えば家族の問題:二人ならきっと大丈夫
2013年11月01日
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「婚活をしよう!!」 そう思った理由は?
入会面談の時に皆さんからお聞きする内容は、本当に人それぞれです。
・友達が結婚してしまって、旅行や遊びに行く人がいなくなってきた。
・結婚願望はあるけど、出会いがない。
・職場で異性がいない。
・親が歳をとってきて、将来が不安になってきた。
・このまま独りで生きていく自信がないから。
などなど。
うん、うん。
このあたりの理由は 『婚活のあるある』 です。
そんな中で 「なるほどなぁ。そういう理由もあるのかぁ。」 と、感じた理由。
・40歳を過ぎて独身だと、同窓会に行きづらい。
・いつまでも独身だと 「不倫をしているのでは?」 と社内で噂をされた。(女性)
・このまま結婚せずに実家に残って親の面倒を見て欲しいと、親や兄弟からアテにされて焦った。
深い・・・。
というか重い。
特に最後の、親の面倒を見てもらえるとアテにされるケース。
これは本当に大変なことなのです。
私はこのケースにカッチリはまった人を、何人か知っています。
現在40代後半の女性。
30代の頃は結婚に意欲的だったのに、気が付けば親が結婚を阻止するようなことを言うようになったそうです。
健康なご両親が揃っているにも関わらず、娘さんに何かと依存してしまっていたのでしょう。
家族が仲良く過ごす事はとても良いことですが、そのことを最優先にした結果・・・現在も独身。
今となっては結婚は諦めているそうです。
現在40代前半の男性。
兄弟が相次いで先に結婚し、この男性だけが独身。
両親が要介護となり、仕事を辞めて実家へ帰省。
現在はアルバイトをしながら両親の介護をしています。(介護が必要なので正社員での勤務がムリ)
この男性も 「結婚はムリやわ。もう諦めてる。」 と言います。
自分自身が年齢を重ねれば、その分親も歳を取ります。
歳を取った親が不安になり、息子や娘に側にいてもらおうと引き止める・・・要するに結婚を阻止するような事を言うのです。
不安がって引き止めたり、お見合い相手のことを悪く言ったり・・・。
理由は様々ですが、そんなケースが実際にはあるのです。
不安を前面に押し出して年老いた親から引き止められたら・・・?
「ほおっておけない。」
そりゃそうだ。
そんなのは誰でも同じことです。
だからと言って、自分の幸せを諦めて親の側に残る?!
それがベストなのか?
一生後悔しない?
後になって親や兄弟のせいにしないと言い切れる?
独りで全てを背負っていくことがベストだとは思えない。
自分を犠牲にして親の面倒を見続けることが幸せだとは思えない。
親を看取った後、独り残された時にどうなるのかを考えると不安になるはず。
そもそも・・・
結婚したら親の面倒は見れないのでしょうか?
答えはノー。
そんなワケないでしょう。
むしろその逆の方が大いにあると思いませんか?
歳を取れば取るほどに、親のこと以外にも、独りで抱え込んでも解決できない問題は沢山出てくるでしょう。
だけどもし、この時に結婚をしていたら?
精神面・経済面・知恵など、パートナーがきっと大きな支えとなってくれるでしょう。
独りだと乗り越えられない事も、二人だときっと大丈夫な事も多いのです。
もちろん・・・
息子や娘を引き止める親御さんにも疑問はあります。
なんで?って。
こどもの幸せを思うなら、親の老後の保険に引き止めるなんてどうかと思います。
だけど、引き止められたら出られない。
引き止められなくても、年老いた両親を置いて行けない。
そんなふうに思ってしまうのなら、せめて親が元気な内に結婚すべきなんです。
それが親にとっても、自分にとっても幸せな形なんです。
皆ながハッピーなんです。
結婚したら親の面倒は見れないなんてとんでもない。
独りだとどうしようも無いことが、二人だと解決するという事がどれだけ多いことか。
きっと結婚したときに 「ほんまに結婚してて良かったー。」 と実感できるはず。
だから結婚するんです。
だから結婚する必要があるのです。
私はそれを祖母に教えてもらいました。
その話はまた明日。
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